入力確認画面が作れるプラグイン「Contact Form 7 Multi-Step Forms」

2022-03-14

Contact Form 7をアップデートしたらフォームが動かなくなってしまった! 調べてみると確認画面を作るプラグイン「Contact Form 7 add confirm 」がサポートが止まっていて新しいバージョンに対応していないようでした。

セキュリティを考えるとバージョンアップは行うべき。そうなるとContact Form 7で確認画面はつけられないので、確認画面付きでContact Form 7で作成しているお客さんのサイトのフォームを全部他のプラグインに置き換えないといけません。

そんな時「Contact Form 7 Multi-Step Forms」を知りました。
こちらはフォームを段階的に分けることができるプラグインです。これで今までのContact Form 7を生かし、確認画面が作れます!

このページの手順でできること

  • ・プラグイン「Contact Form 7」で作成したフォームを生かして確認画面を設定できます。

「Contact Form 7 Multi-Step Forms」の使い方

ステップ① Contact Form 7の設定

まずは「Contact Form 7」の設定をいつもどおりに行います。
受信メールや自動返信メールもフォームの「メール」タブで設定しましょう。
もう作成済みの場合は次のステップからどうぞ。

ステップ② プラグイン「Contact Form 7 Multi-Step Forms」インストール

プラグイン「Contact Form 7 Multi-Step Forms」インストール。
このようなオプトインの表示が出てきます。今回は「スキップ」しました。

インストール後、編集画面に「multistep」「form fiel」「dprevious」が追加されました。

ステップ③ 入力画面の送信ボタン周りの設定

「multistep」で入力の次の「確認ページ」に遷移するよう設定します。
[submit "送信"]の下にカーソルを当てて「multistep」をクリック。

(1)今作成している入力画面は最初のページなので「first_step」にチェックを入れます。
(2)確認画面のURLを設定します。ここでは「/confirm/」と設定しました。

(3)ボタンの表示を「送信」から「確認する」([submit "確認する"])に変更します。

ステップ④ 確認画面の設定

次に、このフォームを複製して確認画面を設定します。
(1)送信完了画面のURLを設定します。ここでは「/thanks/」と設定しました。
そして「last_step」「send_email」にチェックを入れます。

(2)戻るボタンを作りましょう。
[submit "確認する"]の前にカーソルを当てて「previous」をクリック。

(3)確認画面に値が表示されるよう「form field」ボタンで設定します。
複製したままだと[text* your-name] などになっています。これを削除して「form field」をクリック。それぞれのname属性を入れていきます。

(4)ボタンの表示を「送信する」([submit "送信する"])に変更します。
これでひとまずフォームの設定は完了しました!

ステップ⑤ 入力ページ、確認ページ、送信完了ページを作成

続いて固定ページで「入力ページ」「確認ページ」「送信完了ページ」を作成します。

「入力ページ」を作成します。
このページにステップ③で作成したコンタクトフォームのショートコードをペーストします。

ステップ③の(2)で設定したURLで「確認ページ」を作成します。
このページにステップ④で作成したコンタクトフォームのショートコードをペーストします。

ステップ④の(1)で設定したURLで「送信完了ページ」を作成します。

完成です! 送信テストをしてみましょう。
動作確認できましたか?

メモ

入力する前に確認ページのURLを開くと「Please fill out the form on the previous page.」と表示されます。グーグル翻訳で「前ページのフォームにご記入ください。」と翻訳されました。

これを日本語に直す場合、フォームの「メッセージ」タブの真ん中あたりを編集します。

おわりに

プラグインを開発してくださり本当にありがたいです!

新しい情報を取り入れていくことの重要性を改めて感じました。サイトを作って終わり、これで大丈夫、と安心せずその時々に適したメンテナンスをしていきたいです。